家族のための楽しい楽しい、認知症予防パーフェクトガイド 認パフェ
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テアニン 認知症予防への効果やその科学的根拠を調査

10秒でわかる
テアニンについてのまとめ

  • テアニンはお茶の葉に含まれる希少アミノ酸
  • 緑茶が持つアミノ酸のうち、半分以上を占めるといわれている
  • リラックス効果以外に、神経細胞を保護する効果があり認知症対策に期待されている

30秒でわかる ポイント解説
~認知症予防へのテアニンの効果がわかる!~

テアニンは、お茶に含まれる希少アミノ酸の一種。テアニンにおける、さまざまな効果が、近年の臨床研究によって分かってきています。その結果によると、認知機能の改善が多く見られました。特に抹茶が認知症改善に効果的だというように考えられているようです。お茶にはカテキンやテアニンなどの色々な成分が含まれていますが、抹茶はテアニンの含有量が多いため効率的にテアニンを摂取できるとされています。

テアニンは摂取したのち、小腸で吸収されて脳まで運ばれることが動物実験で明らかになりました。お茶を飲んで「ほっこり」する、その効果はテアニンの成分が作用しているのではないかと考えられているようです。お茶にはカフェインも含まれるため、少なからず神経を興奮させる働きがあるはずなのですが、お茶を飲むと「落ち着く」「ほっこり」するのはリラックス効果をもたらすテアニンの成分に由来しています。脳をリラックスさせることは、人間にとってとても大事なこと。テアニンを多く含むお茶を摂取することで、脳の神経細胞を保護したり、脳をリラックスしたりできるのです。

テアニンとはどのような成分か

お茶の旨味成分とされているテアニン。テアニンは、出汁をとる昆布などの旨み成分とされるグルタミン酸に近い化学構造を持つことで知られていることから、旨味成分とされるのも頷けます。お茶に含まれるアミノ酸の半分ほどがテアニンと言われていて、お茶を飲んだりすることで得られる効果は、テアニンに由来するといってもいいでしょう。新茶や玉露、抹茶という高級なお茶ほど、テアニンの含有量が多いとされ、抹茶は番茶の12倍のテアニンが含まれていると言われています。

テアニンを摂取することで、抗ストレス効果、睡眠改善、リラックス効果、記憶などを司る神経細胞を保護するなどの生理効果があることが、近年の研究により明らかになってきました。脳にも好影響を与える成分ということが、明らかになっています。眠気を引きおこさずにリラックスできるので、緊張を要する場面や仕事中に、適している成分とも言えるでしょう。

ストレスは、脳を疲れさせて萎縮させると言われていて、認知症になる要因の一つとされています。積極的にテアニンの成分を取り入れて、脳をリラックスさせてあげるようにするのが良いでしょう。

テアニンの認知症に対する効果

テアニンが含む成分や役割に様々な効能があることが注目を浴び、国内外で研究や臨床実験が盛んに行われています。おーいお茶で有名な「株式会社伊藤園」は、2009年に老人ホームと合同研究を行い、緑茶の中のアミノ酸である「テアニン」を多く含んだ「緑茶抹カプセル」を長期に摂取することにより、高齢者の認知機能や記憶機能の上昇を確認したと発表しました。この結果から、テアニンには認知症予防効果が期待できることがわかっています。テアニンを豊富に含む緑茶抹の摂取を1年間続けることにより認知機能に及ぼす影響として、進行の軽減効果、すなわち認知症の予防効果を確認したとのことです。

2017年にも「株式会社伊藤園」は、抹茶を継続的に摂取し、それが認知機能にどのような影響を及ぼすかという臨床試験を実施。その結果、認知機能の一部が改善したという発表をしました。50歳以上の男女に、抹茶の入ったカプセルを3ヶ月飲み続てもらった結果、パソコンを使った言語記憶、視覚記憶など10種の認知機能テストにおいて、抹茶のカプセルを飲んでない人に比べると、実行機能が向上したそうです。実行機能とは計画を立てて順序良く物事を行うことを言い、それが出来なくなる実行機能障害の予防にテアニンを多く含む抹茶のカプセルが役立つことが証明されました。

このような目覚ましい結果から、毎日お茶を飲む習慣がなくてもサプリメントで取り入れてみたり、コンビニではジュースではなく緑茶を選ぶなど気軽にテアニンの成分を取り入れてみることが、将来認知症になる確率を低くしてくれるかもしれません。神経は脳だけではなく全身にあるものですから、認知症以外の病気予防の効果も期待できます。緑茶や抹茶を、若いうちから飲む習慣をつけておくと良いでしょう。

認知症の予防に期待が持てるサプリメント成分一覧
サプリメントで摂れる認知症予防に効果があるとされる成分を徹底検証しました。すべての成分で認知症予防の可能性がある点は共通していますが、臨床実験(2重盲検試験)で認知症が改善したというエビデンス(科学的根拠)があるのはホタテ由来のプラズマローゲンだけです。
成分名 認知症改善の
臨床試験結果
(二重盲検法)
認知症予防の
可能性
ホタテ由来 
プラズマローゲン
あり あり
ホヤ由来 
プラズマローゲン
なし あり
鶏由来 
プラズマローゲン
なし あり
中鎖脂肪酸 なし あり
ビタミンB12 なし あり
DHA なし あり
EPA なし あり
PC DHA なし あり
フェルラ酸 なし あり
ポリフェノール なし あり
ジオスゲニン なし あり
レシチン なし あり
ホスファチジルセリン なし あり
γ-アミノ酪酸(GABA) なし あり
核酸 なし あり
遠志(オンジ) なし あり
イチョウ葉エキス なし あり
ノビレチン なし あり
ローヤルゼリー なし あり
テアニン なし あり
カテキン なし あり
オメガ脂肪酸 なし あり
認知症予防に効果があるサプリメント成分はどれ?徹底調査 臨床実験で軽度認知症も改善したホタテプラズマローゲン