家族のための楽しい楽しい、認知症予防パーフェクトガイド 認パフェ
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アニマルセラピーとは

高齢者を含む中高年以上の世代のほうが、若年層よりも犬・猫などのペットを飼っている割合が多いと言われています。動物を飼うことは単に可愛いだけではなく、認知症や高齢者のうつに対して効果がある「アニマルセラピー」という療法になることをご存知でしょうか。ここでは、アニマルセラピーが認知症に与える効果や、その取り入れ方などを紹介します。

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アニマルセラピーとは、動物とふれあうことにより、精神的な安定を得る療法です。そのなかでも、専門的な知識を持った医療従事者の主導のもとおこなうものは、「動物介在療法」と言います。

動物とのふれあいは、ストレスが軽減されて精神的に落ち着いたり、活動性や積極性などを促したりする効果があるとされています。動物とは言葉を通じ合わせることはできませんが、しぐさや外見などに愛らしさを感じたり、癒やしを得たりすることができます。また、お世話をしたい・かまってあげたいという気持ちも生まれますよね。そういった心の動きは、認知症の予防・改善に対して効果があるということがわかってきています。

アニマルセラピーは、現在多くの施設で取り入れられている方法です。動物が好きな方や、以前動物を飼っていた経験がある人にとっては、とても効果的な療法といえます。

とくに重度で意欲が低下している人に効果的。普段は無表情でコミュニケーション力が乏しい人でも、動物に対しては保護者のような気持ちで接し、動物に癒されることによって表情が豊かになることが多い。

引用:川崎幸クリニック院長 杉山孝博(2013)「認知症の9大法則 50症状と対応策」p.177

アニマルセラピーによる認知症への効果とは

"幸せホルモン"が分泌される

動物と触れ合うことにより、「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。オキシトシンは『幸せホルモン』とも呼ばれるもので、動物以外にも子どもやパートナーなど、大切な人とふれあうことでも分泌されるホルモンです。オキシトシンが分泌されることにより、不安を和らげて幸福感を得られる効果があり、それによって認知症や高齢者の打つなどの予防・抑制につながります。また、免疫力を上げる効果もあるため、身体的な健康の向上にもつながります。

ADL(日常生活動作)を向上させる

自宅で動物を飼っている場合、散歩やえさやトイレの掃除など、お世話をすることが必要になります。そういった行為が生活リズムを整えたり、日常生活に対する意欲を湧かせたりするため、認知症への予防につながります。介護施設などにおいても同じです。アニマルセラピーの動物が訪れる日には、身なりを整えたり起き上がって動物を待ったりなど、積極性を向上させることにもつながっています。

精神的なストレスを緩和する

アニマルセラピーを実施すると、精神的ストレスがあると上昇するとされている唾液アミラーゼ活性値が下がるという研究結果が出ています。また、うつ状態を調べるテストでも、アニマルセラピーを実施したときにうつ状態の割合が少なくなっていることがわかっています。

活動性や積極性を向上させる

アニマルセラピーを実施すると、笑顔などの表情が豊かになったり、発話などの回数が上がったりなどの効果があるとされています。また、動物への興味が出ることによって、活動量や積極性が上がるということも、認知症に対して効果的であると言えます。

アニマルセラピーの取り入れ方

自宅で犬や猫などのペットを飼うことや、セラピーアニマルが訪問してくれるイベントなどに参加することなどで、アニマルセラピーの効果を得られることができます。また、医療現場にて行われる、医師や医療従事者の指導において動物介在療法を受けるという方法もあります。

動物介在療法では、治療を受ける対象者に対して、治療の目的に沿ったプログラムを組んでそれを実施します。セラピーに協力してくれる動物は、訓練・しつけなどをしっかりと受けた、セラピードッグなどが一般的です。

また、感染症が心配されたり、生身の動物に対しての恐怖感があったりする場合などは、「セラピーロボット」というロボットを使用するという方法もあります。セラピーロボットは外見や手触りが本物の動物そっくりに作られているものもあり、犬や猫などと触れ合うときと同様のメリットを得られるとされています。また、エサやトイレなどの管理、かみつきやひっかき、アレルギーなどの心配もありません。

アニマルセラピーをおこなう際の注意点

対象者の健康状態に気を付ける

動物に対してアレルギーがある場合や、免疫機能が低下している場合などは、アレルギー症状や感染症などによって健康状態に影響を及ぼすことがあります。そういった可能性のある対象者の場合は、アニマルセラピーを受けないようにしておきましょう。事前にそのような心配がない場合でも、対象者や動物ともに健康状態にしっかり気を付けておく必要があります。

動物が苦手な人にはおこなわない

そもそも動物自体が苦手な人もいます。噛みつかれたり引っかかれたりした経験がある人は、動物に対してトラウマを持っている可能性があります。そういった場合は、アニマルセラピーを受けることによって精神面が不安定になったり、動物への悪印象から危害を加えたりしてしまうこともあるかもしれません。あらかじめ、動物に対してのネガティブな印象がないかどうかなどを注意しておきましょう。

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