家族のための楽しい楽しい、認知症予防パーフェクトガイド 認パフェ
家族のための楽しい楽しい、認知症予防パーフェクトガイド 認パフェ

6.お世話しようよ(ボランティア、ペット)、認知症予防のために!

ここではボランティア活動への参加やペットの世話が認知症の予防に役立つことを解説しています。

【お手軽さ】★★☆☆☆(やや難しい)

六(む)りのない程度に、お世話しよう♪

希望ちゃん
お世話をするという行為は認知症予防にいいらしいね。
ナニカちゃん
ボランティア活動に参加したりペットの世話をするのが効果的なんだって。
カナエちゃん
でも高齢でいろいろな活動って本当にできるのかなぁ。
ウゴくん
ボランティア活動にもいろいろあるし、ペットも小さくて簡単に飼えるのがあるよ。
オモイちゃん
何かに役になっているという意識を持つことが大切。できることから始めるのがいいね。

認知障害の発症率が低下するボランティア活動

社会のために役に立つ、お世話をするという行動の代表的なものにボランティア活動があります。そしてボランティ活動は認知症の予防につながることがわかっています。

米国アリゾナ州立大学の研究グループで1998年から2012年まで1万人規模を対象にした追跡調査を実施したところ、継続的にボランティア活動を行っている人ほど認知障害の発症率が低くなるという結果が出ました。[注1]

日本においては米国ほどボランティア活動は盛んではないですが、近年は社会貢献の意識が高まってきており、高齢者でも自分自身の生きがいのためにボランティア活動に参加する人が増えています。

ボランティア活動は身体を動かすだけでなく、頭を使って考えることも求められるため認知機能の低下を防ぐ効果が期待できます。何より社会に参加しているという意識を持つことで高齢者にありがちな孤独感から解放されるというのが大きいでしょう。

内閣府の2006年の調査によれば社会貢献活動に参加している高齢者の割合は26.4%で、健康面や家庭面を心配する声もありますが、街づくりや子育て相談といった身近なものも増えていますので、今後はもっと参加しやすい環境が整うことが予想されます。[注2]

認知症予防によい活動ができるペットの世話

認知症の予防で重要となる運動、コミュニケーション、知的活動のすべてが揃い、かつ高齢者でもできることとしてはペットの世話があります。

例えば犬を飼えば散歩は必須になりますし、他の室内飼いの動物でも世話をするために動き回りますので確実に運動量が増えます。

ペットは言葉は話せないので会話はできませんが、話しかけたり遊び相手になるなどコミュニケーションすることができます。気を使ってしまうので人と会うのが苦手といった人も気軽に始められるという利点があります。

また難しい計算は必要はありませんが、病院で検査を受けたり毎日ご飯を与えるなどのお世話をすることでスケジュール管理が必要となるため記憶をしたり計画を立てるなど適度な知的活動もできます。

もちろんペットを飼う上で課題となることもあります。飼い主の体調が悪くなりペットの世話ができなくなった時にどうするか、あるいはそこまで行かなくても十分にペットの世話が可能なのかということは事前によく考える必要があります。

ただ高齢者にとってはペットから必要とされていることが実感できますし、アニマルセラピーと言われるように癒やしや心のケアの効果も期待できます。認知症予防の効果としては大いに期待できると言えるでしょう。

認知症予防 お手軽&簡単順

【参考URLリスト】

[注1]
「認知障害予防には、ボランティア活動への参加が効果的」最新論文で読み解く「医療とカラダ」の新事実 日経BP社.http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/healthbody/112500009/

[注2]
「第96回 高齢者の生きがいはボランティア?高齢者の孤立死・孤独死対策には社会参加による生きがいが必須!とデータも実証」みんなの介護.https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no96/

認知症予防に効果があるサプリメント成分はどれ?徹底調査 臨床実験で軽度認知症も改善したホタテプラズマローゲン